政治・経済

新JAあす始動 ハイランドと松本市、塩尻市

 JA松本ハイランドとJA松本市、JA塩尻市が合併し、新たなJAが11月1日に発足する。農業の振興や少子高齢化に対応する農業基盤の強化、組織の効率化による経営安定などを目的に、松本市と塩尻市の2JAは解散し、JA松本ハイランドとなる。2日にJA松本ハイランド本所(松本市南松本1)で発足式が行われる。

 3JAの合併協議は平成30(2018)年に始まった。松塩筑JA合併研究会を立ち上げて、2年をかけて合併のあり方を協議した。今年5月の3JAの総会で合併関連議案が承認され、10月に県の認可を受けて正式に決まった。
 新たなJA松本ハイランドは組合員数4万1033人、販売取扱高201億4300万円(いずれも今年2月末現在)で、県内ではJAながのに次いで2番目の規模となる。合併のメリットとして、農産物の総合品目供給産地としてのブランド力の強化や金融部門の安定、農業資材を一括購入することで仕入価格を抑えられることなどがある。合併によるJA関連施設の閉鎖などはなく、職員数も維持されるが、将来的には事務部門や施設統合による運営のスリム化が図られ、効率的な経営につながるとみられる。
 2日は理事会でJA松本市とJA塩尻市の各エリアの地区担当副組合長を選任した後、発足式を行う。