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お寺でもキャッシュレス 初詣・厄よけ感染予防

 松本市蟻ケ崎の放光寺は12月から、新型コロナウイルスの感染症対策として、祈祷料やお守り代、お布施などの支払いに電子決済を加える。例年初詣や厄よけ参りの時期は多くの参拝者が訪れるため、キャッシュレスにして利便性を高めて少しでも密を避け、ウイルスが付着している可能性がある現金のやり取りを減らしたい考えだ。

 だるま代、おみくじ代、葬儀代も電子決済の対象にする。もちろん今まで通り現金も使うことができる。おさい銭は現金のみだ。
 電子決済を導入する理由には、近年のスマートフォンの普及や各業種のキャッシュレス化もある。今年3月以降、「電子決済ができますか」という問い合わせが少なくとも10件はあり、需要の高さを感じたという。
 越場達祐住職は「時代の流れで必要とされている。現金でのやり取りをなるべく減らせたらという思いで始める」と理解を求めている。
 松本市内には他の寺社でも、電子決済サービスや「オンライン祈祷」の導入を検討する動きがある。