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麻績村のお宝を文化祭で特別公開へ

文化祭で特別に公開される文化財など
 麻績村の麻績神明宮や、村内各地の自治会、地域の公民館に伝わる文化財が、10月31日~11月1日に村地域交流センターで開かれる村文化祭で特別公開される。有志でつくる「麻績の歴史を学ぶ会」と村公民館が連携して企画し、普段はなかなか目にすることができない村の宝を直接観賞してもらい、文化財や地域の歴史に関心を持つ機会になることを願っている。
 村宝や村指定有形文化財など7点が並ぶ予定だ。麻績神明宮からは、社殿などの軒下に吊される銅製の「鰐口」(村指定有形文化財)、矢倉諏訪神社からは、古来より諏訪神社の御神体を表す「薙鎌」が展示される。桑山中央区で受け継がれる「中沢の陣鐘」は、戦国時代に軍勢の進退や合図に打ち鳴らしたと伝わる村宝だ。小東のお十夜法要で使われている数珠や木魚、中町公民館に伝わる木造の菅原道真座像、江戸後期に描かれ中沢公民館で保存されている釈迦涅槃図なども展示される。  学ぶ会は昨年度、約2年ぶりに活動を再開し、地域を巡って歴史や民俗文化を見つめ直す「ふるさと麻績を楽しむ集い」を企画している。本年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で集いが開催できない状態が続き、一時は文化祭での展示内容の大幅な縮小も考えたという。小山知泰会長は「実物を見てもらうことで文化財を後世に継ぎ、地域振興に生かしてもらえたら」と話している。過去の集いで巡った地域の文化財や民俗資料、祭りなどをまとめた"お宝マップ"も展示する。  文化祭は展示発表のみで、31日が午前9時~午後5時、1日が午前9時~正午。