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柿すだれ晩秋の彩り 松本・桜柿羊の里

風情のある柿すだれと、その脇で作業する組合員

 松本市洞の農家らでつくる桜柿羊の里農事組合(飯沼頼久組合長)の干し柿作りが最盛期を迎えている。洞地区にある組合事務所の軒下にオレンジ色の柿が連なる「柿すだれ」がお目見えし、晩秋の風情を演出している。
 組合が遊休荒廃農地で育てた柿を使い、組合員が一つ一つ丁寧に皮をむき、ひもにくくりつける作業に汗を流している。テキパキと手を動かしながらも会話が弾み飯沼組合長は「人付き合いが昔より減った今だからこそ、和やかに楽しく作業するのがすごくいい」と笑顔を見せていた。
 干した期間によってオレンジ色があめ色へと変化し、1カ月ほどで完成だという。今季は3000個ほどを作る予定で、地元を中心に12月中旬ころから販売を始める。