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会田出身のサクソフォン奏者 岩渕みずきさん12月公演

 松本市島内の市音楽文化ホールで12月12日に開かれるクリスマスコンサートに、同市会田出身のサクソフォン奏者・岩渕みずきさん(30)=東京都=が出演する。ホール専属オルガニスト・原田靖子さんのパイプオルガンと共演し、柔らかく温かみのある音色を響かせる。

 「オルガンとサクソフォンで贈るクリスマス2020 きよしこの夜星は光り」と題し、バッハのアリオーソやモリコーネ「ガブリエルのオーボエ」など、ソロ曲も含め9曲を予定する。前半は教会の礼拝、後半は街に流れる音楽をイメージし、おなじみのクリスマスソングも交える。音文ホール主催、市民タイムスが共催する。
 岩渕さんは、松本美須々ケ丘高校から国立音楽大学へ進み、ドイツ留学を経てフリーランスで活動している。中学校時代の吹奏楽部でサクソフォンと出合い、「まさかこんなに続くとは」と笑う。飾らない自分を表現できる故郷での大きな演奏会は昨年のソロリサイタルに続く2回目となる。市民の芸術への関心が高く、「奏者ではない一般の人たちが純粋に音楽を楽しんでくれる」と感じている。
 パイプオルガンとの共演に「表現力豊かな楽器の隣で吹くと新しいイメージが湧く」と喜び、コロナ禍にある今年の状況を意識し「身近な人の幸せを祈りながら演奏したい。家で楽しむような雰囲気で、大切な人への思いを深めてもらえれば」と願っている。
 全席指定で一般2000円(25歳以下1000円)。問い合わせは音文ホール(電話0263・47・2004)へ。