政治・経済

新型コロナ対策プレミアム商品券 利用10億円突破 波及効果も

客の支払いで使われた商品券を換金する事業者(左)

 新型コロナウイルス経済対策で、塩尻市で発行されたプレミアム付き商品券の利用額が、7月の一般向け発売から約3カ月で10億円を超えた。一般向け、事業者向けの2種類があり、合計の発行総額14億3000万円に対して約7割に達した。市や塩尻商工会議所などでつくる発行元の実行委員会は予想以上のペースで利用されているとみている。

 一般向けは食品や日用品、住宅リフォーム、冬タイヤの交換など、事業者向けは原材料仕入れや備品購入など幅広い用途で使われている。取扱店へのアンケートでは、商品券の効果を「以前より客単価が高くなった」「新規客が増えた」「受注する仕事の規模が大きくなった」と評価する声がある。
 市内のコンビニエンスストアの男性オーナー(60)は「プレミアム付き商品券で買い物する人は多く、店としても助けになっている」と話した。
 2種類の商品券はともに、販売価格(1冊1万円)にプレミアム率30%を上乗せした1万3000円の買い物に使える。上乗せ分を含む発行総額は一般向けが13億円、事業者向けが1億3000万円で、登録した取扱店約830店での買い物に使える。一般向けは7月中旬、事業者向けは9月下旬に発売し、ともに完売した。
 商品券の有効期間は12月末まで。実行委は「年末商戦で利用する人もいると思うが、使い忘れにだけは気を付けてほしい」としている。