地域の話題

木曽・開田中学生 地域で共生学ぶ

高齢者と楽しむレクリエーションのために試行錯誤する生徒

 木曽町開田高原の開田中学校の全校生徒23人が、縦割りで取り組む総合的な学習の時間で、幼児や高齢者、障害者ら地域に暮らすさまざまな人と共生していくために自分たちにできることを模索している。11月16日の初交流を楽しんでもらおうと、生徒が一緒に遊べる「もの・こと」を考えて準備している。

 当日は3班に分かれ、開田保育園に通う幼児、開田デイサービスセンター・うめばち荘を利用する高齢者、県木曽養護学校の同世代の生徒と交流する。
 デイサービスセンターを訪れる生徒は6人で、かるたや輪投げ、塗り絵を楽しんでもらう予定だ。
 26日、輪投げ作りをした中川響さん(15)=3年、田口彩葉さん(12)=1年=は、透明な管の中に画用紙のくずを入れて見た目がきれいな輪を作った。ペットボトルの的で実際に遊びながら、土台を追加で作りペットボトルを倒れにくくした。中川さんは「先生にアドバイスをもらって思ったより進められた」と話し、田口さんは「交流の日は楽しみながら利用者の皆さんと仲良くなれたらいい」と期待した。
 保育園から中学校まで一緒のクラスで過ごす生徒がほとんどで、他学年同士の親睦を深め、普段触れ合うことの少ない人と交流しようと初めて実施する。奥原由孝校長は「いろんな人と触れ合って幅広い人間関係を築いてほしい」と話していた。