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休館の木曽路美術館 一般に開放

木曽路美術館の館内。広くはないものの展示に必要な環境は整っている

 平成30(2018)年4月から休館していた上松町の木曽路美術館の一般開放がこのほど始まった。施設を現在管理しているフリーペーパーなど発行の一般社団法人・木曽人が「日本一小さな美術館」として有効活用しようと試み、住民が写真や陶芸、絵画、木工などさまざまな分野で自由に個展を開けるようにした。利用者を募っている。

 同美術館はドライブイン・ねざめ亭に併設していて、木曽人が一体管理している。美術館の面積は約200平方メートルで、展示用のガラスケースや照明などが完備されている。
 美術館は以前の所有者が所蔵する彫刻などを常設展示していたが、リニューアルのため休館した。休館中も、特別展として住民の写真展や木曽ペインティングスの作品展などに使われていた。
 ねざめ亭でもスペースの開放を始めた。土産物販売スペースの一角や屋外駐車場に農産物直売コーナーを設けるほか、ねざめ亭が主催するイベントや町商工会、木曽ロータリークラブなどの利用にとどまっている地下の会議室を一般開放する。
 当面は光熱費などを除いて無償で貸し出す方針で、木曽人の山田弘理事長は「活用のつながりが広がっていけばうれしい」と話している。問い合わせは木曽人(☎0264・24・0116)へ。

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