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木曽広域連合 緑化推進で総理大臣表彰

総理大臣表彰を伝達した本郷林野庁長官(左から4人目)を囲み記念写真に納まる郡内6町村長ら
 緑化推進に顕著な功績があった個人や団体を表彰する本年度の「緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰」に、木曽広域連合が県内で唯一選ばれた。平成11(1999)年の発足以来、木曽川を通じた県境を越えての交流事業や森林環境保全の取り組みなどが認められた。23日に木曽町で伝達式があった。
 広域連合は、木曽川下流域となる愛知県内の自治体を中心に交流事業を展開している。平成12年には愛知県の4市1町に水道水を供給する愛知中部水道企業団との交流を開始し、15年には水源保全を目的とする「森林整備協定」を締結した。企業団管内の住民が木曽を訪れての植樹・育樹活動も盛んだ。  伝達式は日義の木曽文化公園文化ホールであった。森林・林業・林産業活性化促進議員連盟(林活議連)木曽ブロック連絡会議の研修会に先立ち実施した。  研修会の講師に迎えた本郷浩二林野庁長官が伝達した。賞状を受け取った原久仁男木曽広域連合長は「先人がつくりあげた上下流交流の絆を次の世代に引き継ぎ、森林整備を進めたい」と決意を述べた。  同表彰は、国の緑化推進連絡会議が昭和59(1984)年から行っている。37回目だった本年度は全国で13の個人・団体が選ばれた。研修会では、本郷長官が「持続可能な森林・林業を目指して」と題して講演した。井出英治・県林務部長が県の森林・林業に現状について語ったほか、意見交換には、県林業大学校(木曽町新開)の学生も積極的に加わった。