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信州木曽看護専門学校 福島の風景をモザイク画に

学生が自主企画して完成させたモザイク画

 信州木曽看護専門学校(木曽町新開)の学生76人がこのほど、縦7メートル・横10メートルの巨大なモザイク画を完成させた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため一般公開が中止されるなど学校祭「白凛祭」が規模縮小された中、学生が自主企画し、学校祭終了後も「せっかく作ったのだからもったいない」と体育館の壁に飾っている。

 学校祭の受付係と、来場者の身長・体重、血圧を測ったり手浴体験をしたりする保健係が主導した。係長を務めた大月麻那さん(19)と百瀬真菜さん(19)が中心となって計画・呼び掛けをして、題材を柳澤映里さん(20)が考えた。学校祭のテーマ「SUN~未来は晴れ」に合わせて木曽町福島の中心部にある木曽川本町親水公園から望む木曽川と夕日をモザイクで表現した。木曽川沿いの崖屋造りの家々も描いた。
 折り紙を1センチ四方に切ったものを大量に用意し、A4サイズ1枚を製作単位として全校と教職員に振り分けた。制作枚数は1200~1300枚に上った。アプリを使って題材をモザイク状にし、色を適切に配置してつなぎ合わせた。
 当初の予定では縦2・5メートル、横4メートルの作品だったが、作業をするうちに「山の色合いや空の雰囲気などより細かい部分まで表現したい」と規模が大きくなった。8月中旬から本格的に作業を始め、学校祭の2日前に完成させた。
 携わった池内美幸さん(22)は「途方もない作業だった」と振り返り「完成できたことに安心した。大変だったけれどやって良かった」と話していた。