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上松で防寒着「ねこ」じっくり製作

防寒着「ねこ」を作る参加者

 木曽観光連盟と上松町観光協会は21日と22日、袖のない防寒着「ねこ」を作る講座を、町内の民宿さわぐちで開いている。女性5人が宿泊を共にしながら、木曽地域に伝わる暮らしの知恵に触れている。

 元地域おこし協力隊員の二宮美香さんらが、古布と綿を材料に作り方の手順を説明した。さまざまな柄の着物を再利用した生地を裁断して、はんてんの形に整えた。綿を入れるこつにも触れた。
 ねこ作り講座は好評で、時間をかけて製作に取り組むために初めて宿泊型の講座を企画した。かつて養蚕が行われていた築130~140年の民宿を会場に、木曽町や松本市など中信地区の20~60代の女性が参加した。製作中は会話も弾み、交流の輪が広がった。
 安曇野市堀金の主婦・西川朋子さん(61)は「ねこはかさばらなくて実用的。自分で作ると愛着が出る」と感激した様子で話していた。