政治・経済

デイやまがた休止へ 来年3月末 類似施設増で山形村が見通し

 山形村議会の全員協議会が21日、村役場で開かれ、松塩筑木曽老人福祉施設組合が運営する「デイサービスセンターやまがた」が、来年3月末で休止される見通しであることが村から報告された。25人の利用者(9月末時点)については、休止後どうするかなどについてケアマネジャーが調整する。

 組合によると、デイサービスセンターやまがたは、平成3(1991)年4月に開設された特別養護老人ホーム「ピアやまがた」に併設する形で同年7月に開設された。
 組合管内(松本、塩尻、安曇野3市と東筑摩郡、木曽郡の11町村)では、介護保険制度が始まる平成1年より前はデイサービス施設(事業所)が10施設ほどしかなかったが、平成31年には110施設を超えるほどに増えたという。類似施設の増加に加え、介護報酬の改定により収支状況が悪化したこともあり、また介護職員を特別養護老人ホームに集中させることなどを目的に、組合はデイサービス施設の運営を民間に引き継ぐ方針を決めた。
 今年6月と9月、組合が運営するほかのデイサービス施設とともに運営を引き継ぐ民間事業者を公募したが、デイサービスセンターやまがたについては希望する事業所がなかったという。そのため、デイサービスセンターやまがたを休止させる方針を固め、来年2月の組合議会に関連する条例案を提出し、可決されたら来年3月末で休止することになった。
 同組合は「休止になっても利用者の皆さんに迷惑がかかることがないよう、地域包括支援センターや居宅介護支援事業所などと連携し、しっかりフォローしていきたい」としている。