政治・経済

堀金給食センター廃止へ 安曇野市教委が市民説明会 経費削減で3カ所に集約

 安曇野市教育委員会は20日夜、市内4カ所の学校給食センターの運営体制に関する市民説明会を明科公民館で開き、将来的に堀金学校給食センターを廃止して北部、中部、南部の3センターに集約する方針を示した。最短で令和7年度から移行する。住民からは、堀金センターが力を入れてきた地産地消や食育への取り組みが失われることを懸念する声が上がった。

 市は、各センターの維持管理経費や機器更新費などについて、最も古い堀金センターを廃止して3センター化した場合、全体で年間約4078万円の経費節減になるとの試算を示した。少子化で減少が予想される児童・生徒数の予測推移から、最短で令和7年度から3センターで全小中学校の給食を提供できるようになるとした。
 市は平成28(2016)年度に策定した公共施設再配置計画で給食センターの規模を縮小していくとし、昨年の説明会では令和3年度から施設の更新が始まる一方で少子化が進んでいる現状を報告した上で、施設の集約化や一部民間委託などの4案を提案した。市民からの意見を受けて試算を示し、さらに運営費がかかる民営化の案は除外した。
 今回の説明会では、堀金地域の住民から地元センターの取り組みがなくなることを不安視したり、市の食育観について問いただしたりする声が聞かれた。市は「堀金の取り組みを全市に広げていきたい」と強調し、理解を求めていた。
 今後の市民説明会は、22日午後7時から穂高会館、24日は午後2時から三郷公民館、午後7時から堀金公民館、25日は午後2時と午後7時から市役所で開く。