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王滝でドングリ料理を学ぶ教室

ドングリコーヒーを作る参加者

 王滝村公民館で19日、村で古くから食用技術が伝承されてきたドングリ料理(ひだみ料理)を学ぶ教室が開かれた。村でドングリ料理を研究している瀬戸美恵子さん(72)を講師に、住民8人がドングリスコーンとドングリコーヒーを作った。

 村内で採取したドングリを天日干しし、皮をむいてからあくを抜いた「ひだみ粉」を使って調理した。スコーンは薄力粉やバター、牛乳などを混ぜ合わせてオーブンでかりっと焼き上げた。コーヒーはあくを残した「ひだみ粉」を鍋で香ばしく焙煎し、お湯で煮立たせて抽出した。
 出来上がった後、ブルーベリージャムを付けてスコーンを食べ、カフェオレにしてコーヒーを味わった山下琉嗣君(10)=王滝小学校4年=は「スコーンはザクザクしてほのかな甘みがあり、コーヒーはそのまま(ブラック)でもカフェオレでもおいしかった」と話していた。
 村公民館が、王滝小中学校の運動会の振替休日に合わせて主催した。郷土料理を学ぶ教室はメニューを替えながら毎年数回実施し、年度内にもう1回企画している。