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雨にも負けず飯ごう炊さん 松川のちひろ公園で弁当作り

降りしきる雨の中、即席のかまどで飯ごう炊さんや野菜を焼いて楽しむ参加者

 松川村のちひろ公園は17日、同公園や近くの農園で飯ごう炊さんやリンゴ狩りを楽しむイベントを開いた。親子6組19人が参加し、降りしきる雨の冷たさも忘れて即席のかまどで火をおこし、地元産の野菜やキノコも焼いてお弁当作りを楽しんでいた。

 参加者は公園近くの農園でリンゴのもぎ取りを体験した後、公園で米とシイタケの生産者から話を聞き、公園の一角にある田の脇に据えられた即席のかまどで、まきを使って火をつけた。9月20日にこの田で収穫された米で飯ごう炊さんし、子供たちも煙に目を細めながら野菜を焼いた。家族4人で参加した村内細野の加藤一郎さん(45)は「飯ごう炊さんは出来上がらないとわからない。ふたを開ける瞬間が楽しみ」と話していた。
 参加者は炊けた米と野菜につくだ煮を入れて弁当を作り、振る舞われた豚汁と一緒に味わった。イベントは安曇野ちひろ美術館と共同で企画し、いわさきちひろが挿絵を描いた『窓ぎわのトットちゃん』に出てくるトモエ学園で、山の幸と海の幸を入れたお弁当を持ってきていた話にちなんで弁当作りをした。