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VRでゆったり乗馬気分味わって 木曽馬の里が映像制作

中川場長(左)の説明を聞きながらVRで乗馬気分を味わう生徒。ゴーグルで楽しんでいる映像が同時にスクリーンにも投影された
 木曽町開田高原にある「木曽馬の里・乗馬センター」での乗馬を疑似体験できるVR(仮想現実)映像ができた。360度を映せるカメラで撮影した臨場感が特徴だ。豊かな自然に囲まれた敷地内を、馬の背に揺られてゆっくり進む優雅な乗馬気分を味わえる。
 VRゴーグルを装着すると、ゆったりと歩く木曽馬の背から見渡す景色が広がる仕組みだ。顔を向けた全方位の映像を見ることができる。馬の歩行リズムを感じながら進む道中、視線を横に向けると、のんびりと草を食べる木曽馬と目が合う。上空を見上げると木漏れ日がまぶしい。ヘッドホンからは馬の鳴き声やひづめの音が、周囲を取り囲むように聞こえる。  施設の中川剛場長(43)が撮影し、25分間の映像にまとめた。新型コロナウイルスの影響で施設を訪問できず、乗馬を楽しめない県木曽養護学校(木曽町)の子供たちのために作った。  16日、同校の学校祭「駒の子祭」の会場で、高等部の生徒に体験してもらった。「リアルすぎる」「乗馬そのもの」などと歓声が上がり、好評だった。  中川場長は「かなり楽しんでもらえた」と満足げ。「馬にアレルギーがあって乗馬できない方も楽しむことができる。臨場感を楽しんでもらう体験企画などにつなげていきたい」と話していた。