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アサギマダラが山形に飛来 園児が散歩道で遭遇

「騒ぐと飛んで行っちゃうかも」と言いながら、静かにアサギマダラを見つめる園児たち

 山形村の西沢祺人(よしと)さん(72)が管理する上竹田地区の里山に、渡りをすることで知られるチョウ・アサギマダラが飛来して、地域の人たちを楽しませている。近くのやまのこ保育園の園児たちのお散歩コースにもなっていて、子供たちが美しいチョウを見つけて大喜びしている。

 最盛期には20~30匹のアサギマダラが飛来し、先週末の雨以降は飛来数が減ったというが、今週も毎日4~5匹が舞っており、フジバカマの蜜を吸う姿を楽しむことができる。13日にはやまのこ保育園の年少・かっこう組の園児12人が訪れて、里山を散策しながらチョウを見つけて喜んでいた。
 アサギマダラを見た村上和瑚ちゃん(3)は「チョウチョが見られてうれしい。きれいだった」と喜び、平林快隼ちゃん(4)は「チョウチョは羽がきれいだから好き」と目を輝かせていた。
 西沢さんは勤務する会社・ナガノが借りている里山の管理を手掛け、地域の人たちの憩いの場として整備している。雑木を切り、遊歩道を整備して山野草や山菜などを植えた。「生き物が好き」といい、チョウの食草も数多く植えたところ、さまざまなチョウが飛来するようになった。近くでヤギも飼っていて、子供たちに大人気だ。
 西沢さんは「地域の観光にも役立てばいいと思ってこつこつやっている。季節の花も咲くので、誰でも気軽に立ち寄ってほしい」と話していた。