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郷土の寄席に笑顔戻る 松本落語会月例会を再開

寄席の間隔を空けた会場でアクリル板越しに高座に上がる落語家

 新型コロナウイルスの影響で2月以来休止していた松本落語会の月例会が12日夜、松本市中央3の瑞松寺で開かれた。「新生活様式にのっとった落語会」と称して感染対策を徹底した会場で、再開を待ち望んだ常連客ら定員いっぱいの55人が抱腹絶倒のひとときを楽しんだ。

 落語家の桂文治さんや春風亭昇々さんらが出演した。定員を減らして客席の間隔を空け、高座の前にはアクリル板を立てるなどした会場で、はなし家たちが身ぶり手ぶりも交えながらエネルギッシュかつ軽妙に話した。8カ月ぶりとなる郷土の寄席に会場は喜びと笑いに包まれ、主催する世話人会の渉外担当・筒井敏男さん(76)は「正直どのくらい人が来るか心配だった。笑顔が戻って本当にうれしい」と胸をなで下ろしていた。
 松本落語会は昭和48(1973)年から続いている。次回は11月15日午後2時から中心市街地のMウイングで開かれる。