地域の話題

複合的施設の建設を検討 山形村・ふるさと伝承館取り壊し後

取り壊されることが決まっているふるさと伝承館
 山形村の民俗資料館・ふるさと伝承館の取り壊し後の公共施設整備などについて村職員が考える、庁内検討委員会の第3回会議が13日、村役場で開かれ、新たに複合的な施設を建設する方向で検討することを確認した。新施設に入る機能として▽伝承館▽図書館▽子供の居場所―などが候補に挙がっており、今後、教育委員会が中心になって具体的な研究に入る。「夢のある施設にして地域全体の活性化を目指す」ことを念頭に研究を重ねる。
 会議には、本庄利昭村長、小林かつ代副村長、根橋範男教育長、関係する課の職員らが出席した。新施設について、ふるさと伝承館取り壊し後の①現地建て替え案A②同B③ミラ・フード館を用途変更しての増改築案―の3案が示され、それぞれのメリットやデメリットなどについて意見を交わした。  庁内検討委員会はこの日の会議で解散し、今後は教育委員会に引き継いで具体的な研究に入ることも確認した。「伝承館」「図書館」「子供の居場所」の3機能を視野に財源など具体的な研究に入るが、この3機能については決定ではなく、今後の研究結果や社会情勢の変化などに応じて変更する可能性もあるとした。村民の意見を聞く場も設ける方向で研究を進める。  本庄村長はあいさつで「10年スパンで見て、村としてそうはない(大きな)事業になる。地域全体の活性化につながる施設を考えてほしい」と求めた。  ふるさと伝承館は昭和28(1953)年に先代の村役場として建てられ、老朽化が進んでいた。11月末までに資料などの引っ越しを終え、12月中に取り壊しに入る計画となっている。