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穂高神社遷座祭 4年5月に 式年遷宮の日程決まる

 安曇野市の穂高神社で令和4年5月に、6年ぶりの「式年遷宮」が行われる。ご神体を移す節目の祭事で、境内は神話や民話、歴史上の出来事などを題材にした「穂高人形」の飾り付けで彩られる。13日に同神社参集殿に穂高光雄宮司や氏子総代代表が集まり、祭事の日程や奉祝行事の概要について発表した。

 式年遷宮には、本殿を造り替える20年に一度の大遷宮と、その間に7年、6年、7年の間隔で本殿の修理や清掃を行う小遷宮がある。令和4年の祭事は、平成21(2009)年の大遷宮から2回目の小遷宮となる。
 令和4年1月21日に神社周囲の1里(約4キロ)四方を清める神事を行い、4月にはご神体を仮殿に移して本殿の修復や清掃、おはらいを行う。最も大切とされる「遷座祭」は5月1日午前3時から営まれ、夜明けにかけてご神体を本殿に移す。
 4月29日~5月15日は、境内が伝統の穂高人形で盛大に飾り付けられる。穂高神社の御船会館で人形作りの研さんを積んでいる「小平教室」と「牛流教室」「保尊教室」などが担当する予定で、今回は指導者ではなく、生徒が中心となって初めて遷宮の人形制作を行う。5月2日以降は稚児行列や舞楽演奏会を予定。記念事業として社務所の建て替えなども進めている。
 令和最初の式年遷宮で、穂高宮司は「500年以上続く祭儀。新元号になっても厳粛に行っていきたい」と力を込めた。令和4年は善光寺(長野市)の御開帳と諏訪大社(諏訪市など)の御柱祭もあるため、「県全体でお祭りムードになるのではないかと期待している。大勢の方に来ていただきたい」と願っていた。