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交通安全市道を若草色に 松本・放光寺町会の住民が塗装

 松本市白板地区の放光寺町会は11日、町内の市道1010号線で、歩く場所を示す若草色のカラーリング塗装を町会ぐるみで施した。町会の文化祭代替行事「秋の交流会」の一環で初めて行い、通りを歩行者天国にしてイベントも催した。町内外から約250人が参加し、交流を楽しみながら交通安全対策の作業に取り組んだ。

 参加者は7班に分かれて放光寺町会公民館~種畜場口交差点間約700メートルの東側を約75センチ~1メートル幅になるよう塗装した。地元職人の手ほどきでローラーを使って2度塗りし、車のライトに反射する粉も振りかけた。
 親子で参加した城山の会社員・吉岡宏樹さん(44)は「アルプス公園までランニングしているので走りやすくなる」と喜び、次女の田川小学校1年・優莉奈さん(6)は「ペンキ塗りは楽しい」と笑顔を見せた。市道の先にグラウンドがある松本蟻ケ崎高校野球部の2年・丸山望史君(16)は「毎日ランニングでグラウンドへ練習に向かうのが野球部の伝統。この時期は夕方も暗いのでありがたい」と話していた。
 開会式で蟻ケ崎高書道部がパフォーマンスを披露し、付近の駐車場でダンス公演や炊き出し昼食提供もあった。路面にチョークで絵を描く場面もあった。地域課題の解決に住民自ら取り組んだ行事を開催でき、小川原淨町会長は「住民同士で結束を高め、緊急時にそれぞれの役割を担う共助につながれば」と願っていた。

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