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朝日村が内部監査を導入 事務事業の質向上へ

内部監査を導入した朝日村(村役場窓口など事務スペース)
 朝日村は、村の事務が適切に行われているかどうかを村職員が確かめる「内部監査」を始める。担当以外の職員が、関係法令や条例に違反していないかや、村民の要望に適切に対応しているかなどを確認する。年に1回のペースで実施する方針で、事務の質を向上させ、村民に信頼される村政につなげる。今月19日に具体的な監査手続きに入る。
 小池貴浩副村長を内部監査責任者とし、全庁の課長補佐・係長から15人の内部監査員を選任する。1チーム3人の体制をつくり、構成するメンバーの所属以外の部署の監査を手掛けるようにする。  本年度の内部監査は19日から23日にかけて行う予定で、保育園を含む庁内10の組織(課、室、事務局など)を対象に監査する。それぞれの事務事業などについて▽法令を順守し、関係例規が整備・順守されているか▽進捗管理は適正か▽現金や通帳、印鑑などが適切に保管されているか―などを確かめる。11月に報告書をまとめ、不適正なものがあった場合は是正し、12月に是正処置の確認をする。  朝日村ではかつて、村議会が議決した条例を発効させる公布手続きを村が長期間、怠っていた問題が起きており、再発防止策として内部監査を導入する。ミスや不正が起きないよう、職員がお互いに仕事を管理する内部統制の一環にも位置づける。  本年度は、職務内容と職責を明確化するため「係」を設ける組織再編も行っている。小池副村長は「内部監査は自分の仕事を見つめ直し、互いの仕事への理解を深めることにもつながる。内部監査員には部下の仕事を把握し、統括する意識を持ってほしい」と話している。