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ミュシャ展見どころ紹介 松本市美術館で山田五郎さん講演

 松本市美術館で8日、開催中の特別展「みんなのミュシャ」に関連して展覧会オフィシャルサポーターで編集者・評論家の山田五郎さんによる講演会が開かれた。チェコ出身の芸術家アルフォンス・ミュシャ(1860~1939)の歩みをたどりながら今展の構成や見どころなどを解説し、市民ら約100人が興味深く聞き入った。

 山田さんは、今展は代表作を網羅していることに加え、▽パリでのブレーク前後▽1960~70年代のカウンターカルチャーへの影響▽日本の明治期と70年代の少女漫画への影響-の三つの切り口が「大変新しい」と紹介した。各項目を作品の画像などを示しながら詳しく説明し、特に日本との関係については、ミュシャ自身が日本美術に影響を受けていたことから「日本人に合う作品で、はやって当然」と述べた。
 聴講した草間加代さん(78)=中条=と草間和子さん(70)=同=は「ミュシャの人間関係や時代的背景も知ることができ、すごく勉強になった」と話していた。