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信大生松本を学ぶ 初の市寄付講義開始

 信州大学(本部・松本市旭3)で6日、松本市の寄付講義「松本市の魅力発見ゼミ~松本のアンバサダーになろう」が始まった。市による寄付講義は初めてで1年生を中心に4年生までの24人が受講する。自分たちが暮らす松本市について学ぶとともに、まちの魅力を発信したり若者の移住促進施策を考えたりして市への提言を目指す。

 平成17(2005)年に締結した市と信大の包括的連携協定に基づく取り組みで、オンラインを基本に来年1月まで全15回実施する。市職員や実際の移住者の話から魅力や課題を考えるほか、学生たちが移住希望者向けにSNS(会員制交流サイト)を使った発信もする。
 初回は概要説明と自己紹介を行った。受講は市外出身の学生がほとんどで、「4年間住むところをよく知りたくて履修した」「外部(県外出身)の立場で分かりやすく魅力を発信できると思う」などと話していた。
 当初に計画した前期は新型コロナウイルスの影響で見送り、後期に入ってオンラインで実現した。最後に市へ若者の移住促進ための施策について学生が提言する。
 市によると、信大では県外出身者を中心に毎年約2000人が入学し、少なくとも1年間は全員が松本で暮らしている。担当のまつもと暮らし応援課の武井厚志課長は「松本に住んでよかったと思ってくれる学生が増え、若者の考え方を施策に反映することができれば」と願っていた。