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柔道整復師の今村さん 園児の足を測定

園児の足のサイズを測る今村さん(日義保育園)

 木曽町福島の今村整骨院の院長で柔道整復師の今村勇治さん(44)は、町内の保育・幼稚園を巡って園児の足の状態を調べる「足育測定」を始めた。測定結果は保護者に見てもらう。今村さんは「子供の足と体の健康のために、骨に柔軟性のある園児の頃から足に関心を寄せてほしい」と願う。

 整骨院に来院する小中学生の足を診ると、足の親指のつけ根が内側に曲がる「外反母趾」といった骨の変形がすでに始まっていて、変形が原因でのけがも多いという。「体の土台となる足から健康を促進しよう」と、園児の足の測定をボランティアで始めた。
 測定は8月末に始まり、3回目だった6日は日義保育園を訪問した。年少児の足のサイズや形を計測し、足の裏の色や形に目をこらして扁平足の兆候を調べた。歩き方も見た。
 今村さんは「足の形は小学校1年生まででほぼ決まってしまう」とする。外反母趾などの症状は膝に影響し、腰のひずみにもつながるといい「足の状態が悪ければ、健康が足元から積み木のように崩れてしまう」と警鐘を鳴らす。「子供の足は軟骨が多い。良くも悪くもなる時期」とし「園児の頃から親子で足の健康に意識を持ってもらうきっかけになれば」と願っている。
 測定は11月まで続く。1年後に再度測定し、前年の数値と比較する考えだ。「靴の適正なサイズは3~4カ月ごとに見直した方がよい」と話す今村さんは、経過観察の頻度を増やし、対象を小中学生まで広げられないかとも考えている。