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ドラえもん愛いつまでも 塩尻市下西条 松下美由紀さん 小物収集20年で2500点

 塩尻市下西条の看護師・松下美由紀さん(39)は、漫画やアニメで長年親しまれている「ドラえもん」のグッズを20年近く収集している。その数は約2500点に及び、収集には家族や友人、知人も協力していて、ドラえもんを通じて周囲との絆を深めている。漫画の連載開始から50周年を迎え「身近な存在であり続けて」と願う。

 文房具やこけし、皮革伝統工芸品、音楽を奏でるおもちゃ、非売品の冷蔵庫など多種多様で、自宅で整理保管し時折、手に取って眺めるのが喜びだ。平成25(2013)年には平出博物館で、収集グッズの展示もした。その姿から「ドラえもん土偶」と呼ばれる縄文中期の土偶を、博物館が所蔵していることにちなんだ。
 幼少期から単行本を読んではいたが、看護学生だった20歳ころ、神奈川県内の水族館で「ご当地キーホルダー」を購入したのを機に収集が始まった。「かわいくて、いつみても変わらない安心感」を感じるという松下さんの「ドラえもん愛」を知り、誕生日の贈り物や旅行土産としてグッズを提供してくれる人もいた。8年前に結婚した際、友人がぬいぐるみ用にウエディングドレスとタキシードの洋服を製作してくれたのも良い思い出だ。
 ドラえもんは藤子・F・不二雄さん作で、昭和45(1970)年1月に小学館の子供向け雑誌で連載が、54年に現在も続くテレビアニメ放送が始まった。半世紀を経て4歳の長男も興味を持ち始め、松下さんは「ドラえもんの縁でいろんなつながりができた」と感謝している。