政治・経済

安曇野市 モンベル「フレンドタウン」に 野外活動の適地PR

 安曇野市は、アウトドア用品の製造や販売などを手掛けるモンベル(本社・大阪市)の「フレンドタウン」となる準備を進めている。全国に95万人いる同社の会員に向けて、市内で楽しめる野外活動を発信できる。市内全域を一つのフィールドと捉え、北アルプスへの登山や東山でのトレッキング、田園風景を楽しむサイクリング、豊かな自然を満喫するキャンプなど、新型コロナウイルス感染防止のため3密を避けやすいアウトドアをPRする。

 コロナ禍でアウトドアへの注目が高まる中、豊科南穂高のスワンガーデン内に店舗のあるモンベルのフレンドタウンとなる方針を固めた。フレンドタウンの登録に必要な半年分の経費約46万円を計上した本年度一般会計補正予算案が市議会9月定例会で原案可決され、今月中にもモンベルと提携する。
 市観光交流促進課によると、フレンドタウンになることでモンベルの会報誌やメールマガジン、ホームページ(HP)での情報発信が可能で、モンベルが開くイベントへの出展もできる。提携後に市内の飲食店などを募り、モンベルの会員に特典やサービスを提供することで、情報発信とともに市内を回遊する観光客の増加も期待している。
 松本・木曽地域の市町村では「フレンドヴィレッジ」となっている王滝村に次いで2例目になる。同課の担当者は「北アルプス登山だけでなく、市内で楽しめるアウトドア全体を3密を避けた旅行としてPRしていきたい」としている。