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山形の高齢者見守りでタッグ 村と9企業・団体が協定

協定に調印した本庄村長と9企業・団体の代表者ら

 山形村に拠点がある企業や団体が協力し合って地域の高齢者を見守る「いちいくらしネットワーク」の、村内など9企業・団体と村との協定の調印式が30日、村農業者トレーニングセンターで行われた。各企業・団体は、従業員が接客や配達などの業務中に、高齢者の「異変」に気付いた場合、村に連絡する。多くの企業・団体が関わることで、より安心な地域づくりを目指す。

 調印式には各企業・団体の代表者と本庄利昭村長らが出席し、協定書に調印した。本庄村長は「皆さんの取り組みが、高齢者の見守りと、犯罪抑止にも一役買っていただけると期待しています」と感謝し、代表してJA松本ハイランド山形支所の塩原芳晴支所長が「安心して暮らせる、住みよい山形村になるよう取り組みたい」とあいさつした。
 同ネットワークは今年8月上旬に、まず村とコープながのが協定を結んだ。今回9企業・団体と調印し、10月中にさらに2団体との協定締結を予定している。
 各企業・団体のスタッフは、道ばたで長時間にわたって座り込んでいる高齢者や、何らかのトラブルに巻き込まれそうな高齢者を見かけた場合などに、村に連絡する。「いつまでも」「ちいきで」「いきいきと」の最初の1文字を連ねた「いちい」と、村木のイチイを重ねてネットワークを名付けた。
 村と協定を締結したのは次の企業・団体。
 ▽8月4日=コープながの
 ▽9月30日=JA松本ハイランド山形支所、山形村商工会、信濃毎日新聞松本専売所、松本信用金庫波田支店山形出張所、ザ・ビッグ山形店、山形郵便局、かねなか農家の店とまと、セブン―イレブン信州山形店、山形村食生活改善推進協議会
 ▽10月中=ファミリーマート新山形グリーンロード店、同信州山形店