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穂高神社に鮮やか花手水 御船祭が始まる

手水舎に浮かべられた色とりどりの花と手を清める参拝者たち

 安曇野市の穂高神社で26日、例祭「御船祭」が2日間の日程で始まった。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためにお船の製作やえい行が中止となったものの、手を清める手水舎に色とりどりの花を浮かべた「花手水」が用意され、参拝者を楽しませている。

 境内には手水舎が2カ所あり、それぞれ1畳ほどの水面が菊やダリア、植物のつるなどで彩られている。初めての試みで、初日の宵祭りでは写真に収める参拝者が多く見られた。宮嶋蒼大ちゃん(2)=安曇野市穂高=は「緑がきれい」と、一緒に訪れた母親や弟と手を清めていた。
 穂高神社によると、春先から新型コロナ対策の一環で手水舎の水を抜き、ひしゃくを撤去していた。花手水を行えないか明科中川手の生花店・フラワーインおおつきに相談したところ、奉納という形で協力してくれたという。権禰宜の穂高賢一さん(32)は「気持ちが沈みがちの中、少しでもすがすがしい気持ちでお参りしていただけたら」と願っていた。
 27日の本祭りでは午後3時から神事が営まれる。花手水は、花がしおれるまで続ける。