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木曽ひのきで快適マスク 群馬の企業が製造

木曽ひのきを使ったマスクを手掛けた櫻井社長

 木曽ひのきを使ったログハウスの建設や、おもちゃ遊具の製造に携わっている太陽百年建設(群馬県太田市)が、木曽ひのき製のマスクを製造し販売を始めた。同社は上松町に製造拠点を移す計画で、郡内でも近々、生産販売を始めたい考えだ。

 木曽ひのきの材に複数の通気口を開けて紙のように薄くした突き板を2枚重ねにし、間にガーゼやティッシュペーパーなどを挟んで使う。鼻とあごに当たる部分に木製のパーツをはめ込み、ゴムを耳にかけて用いる。ヒノキの芳香をじかに感じられ、約30グラムと軽い。アルコール消毒や熱湯消毒後、乾燥させるなどして突き板が割れるまで繰り返し使用できる。
 新型コロナウイルスの感染拡大防止でマスクを着けなければならない状況の中、しゃべりにくい不快感があるのを解消したいと作り始めた。当初は不織布のマスクの内側に入れて使う木曽ひのきのインナーの商品(300円)を作った。どうせなら「オール木曽ひのきのマスクを作ろう」と挑戦した。
 ひのきマスクの特徴は弾力性や調湿作用があり乾燥にも強い点で、芳香にはフィトンチッドが含まれ殺菌効果も期待できる。櫻井武二社長は「突き板の部分に絵を描くなどしてマスクを着けるのが楽しくなればいい」と話している。
 同社は昨年、上松町の旧かけはし製材所を購入している。1セット(突き板・木製パーツ)1200円で販売している。問い合わせは櫻井社長(電話090・2769・7133)へ。