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妻籠の日本人旅行者が回復

大型連休初日の19日に妻籠宿を歩く人たち

 南木曽町の妻籠宿~馬籠宿(岐阜県中津川市)を歩く日本人旅行者の数に回復の兆しが見え始めた。新型コロナウイルスの感染拡大が影響する中、4連休を含む9月12日から22日までの11日間に峠越えで宿場を訪れた日本人は592人で、前年同時期とほぼ同じだった。

 妻籠を愛する会が、昨年9月14~23日の10日間に宿場を訪れた人の数と比較した。駐車場の利用台数も多く、20日が800台超、21日は900台超で今年最多だった。一方で外国人観光客は戻らず、今季は昨年の8%となる95人だった。
 愛する会によると、日本人と外国人を合わせた本年度月別のハイカーの数は、移動が制限された4月が541人、感染症による自粛期間中の5月は統計がなく、外出が解除された6月は770人だった。7月は大雨や各地で災害が発生した影響もあって404人だった。8月は901人が馬籠峠を越えた。
 9月は23日現在で824人となっており、愛する会は「(今年の)4連休中は家族単位の旅行者が多く、久しぶりの宿場らしさを感じた」と手応えを見せた。