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数検満点で文科大臣賞 穂高東中の飯島君 準1級合格の熱意たたえる

 安曇野市の穂高東中学校3年生・飯島志真君(15)は、実用数学技能検定(日本数学検定協会主催)で高校3年生程度の力を必要とする準1級に満点で合格したことなどから、「第28回実用数学技能検定グランプリ」の個人賞で文部科学大臣賞を受賞した。23日には協会の登石明紀事務局次長らが同校を訪れて飯島君に賞状を手渡し、飯島君の功績と数学に懸ける熱意をたたえた。

 飯島君は昨年準1級に挑戦し、計算問題の1次試験と記述式の2次試験にそれぞれ満点で合格した。準1級の合格率は約19%で、飯島君は昨年度の準1級合格者1477人の中では最年少だった。
 実用数学技能検定グランプリは、検定を受けた全国の個人・団体から毎年受賞者を選出し、文部科学大臣賞は特に優秀だと認められた各級1人に贈られる。飯島君は以前準2級(高校1年相当)と2級(同2年相当)に合格し、継続的に検定を受けていることや、準1級受験時の回答が優れていたことなどが評価され、文部科学大臣賞に選出された。
 飯島君は小学校6年生から学習塾の公文式に通い始めたことをきっかけに、数学にのめり込んだ。現在は大学の授業で使われるような数学の専門書も読み込み、クリスマスプレゼントでも数学関連の本をリクエストする。時間があれば問題を解き「数学の全部を知りたい」と話す。
 表彰を受け、「うれしい」とはにかむ飯島君。次の目標は、さらに専門的な知識が必要となる1級に合格することだ。登石事務局次長は「社会の情報化が進む中、世界では数学の専門職の必要性が高まっている。飯島君は将来日本を支えてくれる人材」と評価し、さらなる活躍を期待していた。