スポーツ

高校柔道に一区切り 県内4校3年生のために交流戦

ej09220014.jpg 県内の柔道強豪高校4校の交流戦が22日、県立武道館(佐久市)で行われた。新型コロナウイルスの影響で今夏の全国高校総合体育大会(インターハイ)や県総体などが中止になり、柔道は代替大会も行われなかったため、中信地区の松商と松本第一に加え、佐久長聖、東海大諏訪の私立4校が3年生のための交流戦を開いた。これまでコロナ禍で満足に競技に打ち込めなかった選手たちは待ちに待った勝負を楽しみ、高校3年間の競技生活に一つの区切りを付けた。
 4校から男女計26人の3年生が出場した。安全面に配慮して締めや関節技は禁止し、指導なしの特別ルールで実施。学校に関係なく紅白に分かれて1人2試合を戦った。選手たちは今出せる力を発揮し、試合を見守る保護者からは大きな拍手が送られた。
 松商男子の小島凜成君(17)は「交流戦を開いてくれたおかげで、3年間の区切りを付けることができた」と話し、松本第一男子の永田陸君(18)は「とても楽しかった」と喜んだ。松商女子の小池冴羽乃さん(17)は「試合が何もなく引退になると思っていたので、交流戦ができてとてもうれしかった」と笑顔を見せていた。
 松商の手塚裕司監督は選手たちが楽しんで試合に打ち込む様子に「笑顔で終えられて良かった」と安堵し、松本第一の津金武寿総監督は「この経験を将来に生かしてほしい」と期待していた。