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王滝で「林鉄バイク」発車

林鉄バイクの試乗を楽しむ関係者

 王滝村の松原スポーツ公園内で、村内に森林鉄道が走っていたころの景観を復活させようと敷設が進められていた森林鉄道の線路が周回可能になった。線路を観光誘客に生かそうと19日、自転車を改造した乗り物「林鉄バイク」が導入された。総延長1・5キロの線路上を、ゆったりとこぎながら公園内を巡ることができる。

 林鉄バイクは森林鉄道の客車風の屋根が付いた乗り物(4人乗り)で、上松町の木曽鉄工所が製作した。赤色の「やまばと号」、黄色の「おんたけ号」の2台が30分程度かけて園内を走る。土日祝日のみ運行し、今季は11月中旬まで乗ることができる。1台1周2000円で、事前予約が必要になる。
 線路の敷設は平成17(2005)年度に始まった。村内の森林鉄道の関係者らでつくる「王滝森林鉄道の会」が中心となって、県・村の補助金や会費、募金などを活用し、毎月1回の定期作業を通じて続けてきた。
 19日は林鉄バイクの乗降場所で、同会や村、公園指定管理者の木曽おんたけ観光局の関係者ら約10人が集い、開通式と安全祈願祭を行った。同会の堀内征二会長は「夢のよう」と喜び「村をにぎやかにする目玉の一つとして、村を周遊するきっかけになってほしい」と期待している。林鉄バイクの乗車の問い合わせは、松原スポーツ公園(電話0264・24・0158)へ。