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塩尻のえんてらす 利用者10万人達成

幅広い世代が利用するえんてらす内の図書館
 昨年7月に開館した塩尻市北部交流センター・えんてらすの利用者が18日、20万人に達した。開館前の想定では年末ころを見込んでいたが、図書館などの利用が好調で、ハイペースで大台に到達した。
 えんてらすは、市北部の交流拠点施設として開館した。図書館、子育て支援センター、公民館、市支所が入る複合施設で、学習などに使える交流スペースも備える。  施設別利用者の割合は、図書館が49%を占め、図書館単独でも近く10万人の大台に乗りそうだ。分館当時より蔵書が増えて開館時間が長くなったのが利用増につながったとみられる。小さな子供には、すぐ近くを電車が走る立地も魅力のようで、3歳の長男と訪れた松本市今井の古田亜夕美さん(34)は「子供は『電車図書館』と呼んで喜んでいる」と話した。  新型コロナウイルス対策で、4、5月は施設の多くが休館となり利用者が大きく落ち込んだが、6月以降は回復しつつある。施設運営を担う北部拠点マネージャーの中野実佐雄さん(62)は「市外からの利用者も多く、えんてらすの良さが認められてきた」と手応えを話す。コロナ対応で、交流スペースを受付制にして座席数を減らすなど、利用を一部制限せざるを得ない状況が続いているが「感染対策をしながら、なるべく本来の自由に使ってもらえる形になるように、工夫をしていきたい」と話している。