政治・経済

朝日村観光5施設の指定管理者にタジマモーターコーポレーション

公募に応じた業者が指定管理する施設の運営や提案について説明した審査会

 朝日村は17日夜、あさひプライムスキー場など観光レクリエーション関連の村内5施設の指定管理者の選定審査会を村役場で開き、大町市のスキー場運営などで実績があるタジマモーターコーポレーション朝日を指定管理者に選定した。29日に村議会臨時会を開いて関連議案を提出し、議決されたら10月1日付で協定を締結する。同社は「地域全体の活性化」や「四季を活かした体験や体感プログラムの提供」などを構想しており、高評価を得た。

 審査会では、公募した①緑の体験館②屋外調理施設③緑のコロシアム④あさひプライムスキー場⑤野俣沢林間キャンプ場―の5施設の指定管理者に応募があった1業者を審査した。指定管理者が選定されたことにより、一時は今冬の営業が危ぶまれたあさひプライムスキー場が、今季も営業される見通しとなった。
 タジマモーターコーポレーション朝日は、まちづくり事業などを手がけるフリーフロート(大町市)と、大町市でスキー場を運営する大町温泉観光株式会社などグループ3社でつくる共同事業体で、審査会ではフリーフロートの代表取締役CEOで大町温泉観光社長の屋田翔太さんが、施設運営や朝日村内で取り組む活動について構想を説明した。
 屋田さんは経営方針について、地域全体の活性化を目指して「朝日村の良さを前面に出し、朝日村にしかできない事業を展開する」と説明した。年間を通した自然体験や、地元と連携した野外体験活動などを行うとし、行政(村)と最低でも月に1回は情報交換の場を設けるとした。
 施設の活用プランとして▽緑のコロシアムのドローン練習場としての活用や音楽イベントの誘致▽夏のスキー場で子供や家族が楽しめるパークの開設▽緑の体験館でのテレワーク環境の構築―などを構想していることを説明した。
 屋田さんは、地元とコミュニケーションを取りながら「地域の皆さんの意見を聞き、助言をいただくことで成長させていきたい」と強調していた。