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南木曽駅前にゲストハウスがオープン

JR南木曽駅前にオープンしたゲストハウスのキッチン。宿泊者が調理できる

 南木曽町のJR南木曽駅前に18日、空き家を再生したゲストハウス「MOUNTAinn Nagiso(マウンテン なぎそ)」がオープンした。同町の元地域おこし協力隊員・熊谷洋さん(37)が設立した企業が運営し、中山道を訪れる世界中の人を迎え入れて地域のにぎわいにつなげようと張り切っている。

 駅の真向かいにある2階建ての元たばこ店(延べ約190平方メートル)を改修した。2階と1階に宿泊者用の4部屋を備え、1部屋に最大4人が泊まれる。1階にキッチンやカフェ、ギャラリーがある。熊谷さんが社長を務め、ゲストハウスを運営する「フォークロア」のスタッフらが、町内で調達した資材を内装に活用した。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、今春の開業予定が9月にずれ込んだ。当面は2部屋を宿泊者用に、2部屋をレンタルスペースなどにして、親子が集う場所や会議、宴会に提供する。
 宮崎市出身の熊谷さんはIT関連の仕事から協力隊員を経て起業し、手掛けるゲストハウスは町内で3軒目となった。熊谷さんは「町の中に人の流れが生まれる場所にして、地元の人にも利用される工夫をしていきたい」と意気込んでいる。