教育・子育て

池田の会染保育園の移転新築せず 年度内に方針示す

今後のあり方が検討されている会染保育園

 池田町は16日、老朽化が進む認定こども園会染保育園について、移転新築はしない方向で今後のあり方を検討していることを明らかにした。平成27(2015)年に同保育園建設検討委員会から移転・新築すべきとの答申を受けていたが、財政的に困難であるとし、竹内延彦教育長は代替案について「より良いものを研究して決定していきたい」と述べた。

 同日開かれた町議会9月定例会一般質問で、服部久子氏の質問に答えた。会染保育園は昭和55(1980)年の建築で老朽化が著しく、平成26年に北保育園と南保育園を統合して新築した池田保育園と比べて不公平感がある。
 会染保育園の定員は120人で、平成27年当時は定員いっぱいの状況だったが、今年4月1日現在の園児数は94人と減少傾向になっている。また、町の財政状況も当時より悪化しており、数億円の予算が必要な移転新築は困難な状況だ。
 このため町は本年度、町教委が委嘱する学びの郷活性化委員会に幼児教育あり方研究部会を発足させ、当初から移転新築は選択肢から外して他の方策を探るよう求め、検討が進められている。たたき台として、池田、会染両小学校に保育・幼児教育施設を併設する案などが検討されている。研究部会は計4回の会合を開き、年度内に方針を示す予定で、竹内教育長は「ピンチをチャンスと捉え、全国に誇れるものにしたい」としている。

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