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木曽クリーンセンターの旧焼却炉 解体が本格化

解体工事が進められている旧木曽クリーンセンター

 木曽広域連合が運営する木曽クリーンセンターの新ごみ焼却炉稼働に伴い、平成29(2017)年度末で役目を終えた旧焼却炉(木曽町福島)の解体工事が本格化した。ダイオキシン類など環境汚染物質を外部に漏らさないよう細心の注意を払い、作業が進められている。来年3月にはさら地になり、広域連合は来年度、主に紙資源を受け入れるリサイクルストックヤードを跡地に整備する予定だ。

 広域連合によると、建物に目張りをした上で内部の気圧を下げ、汚染物質が外に漏れ出ないようにしている。周辺大気の変化を常時測定するなど、環境影響の監視体制も取っている。
 内部の除染作業に続き、煙突の解体に取りかかる予定だ。煙突は高さが59メートルあり、上部から2メートルずつ切断し、大型クレーンを使って下ろす。広域連合は「環境への影響が出ないよう安全第一で進めている。工事車両の通行が多くなるが、住民の皆さんへの迷惑を最小限にする」と理解を求めている。
 旧焼却炉は、地上5階地下1階鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造延べ約3500平方メートルの建物で、平成2年から30年近くごみ焼却を担った。解体の総事業費は約2億9000万円を見込み、国の2分の1補助を受ける。

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