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朝日のヘリポート、年度内整備へ 住民説明会で概要示す

ヘリポートが整備される村役場南東の敷地

 朝日村は14日、村役場の南東側に整備を予定しているヘリポートについての住民説明会を村役場で開いた。現在は草に覆われている農地に、全体面積が1342平方メートルのヘリポートを整備する。緊急の傷病者の搬送や災害時などに活動するヘリコプターの活用を想定し、ヘリの離着陸時以外は芝生エリアを村民の憩いの場として利用することも考えている。10月をめどに工事を発注し、年度内の整備完了を目指す。

 住民説明会は土地収用法に基づいて開かれる手続きで、村総務課の担当者から概要が示された。
 同課によると、ヘリポートは傷病者を運ぶドクターヘリ、県警ヘリ、防災ヘリの離着陸を想定し、自衛隊などの大型のヘリは想定していない。全体面積1342平方メートルのうち、コンクリートの離着陸帯が100平方メートル、アスファルトの緊急車両出入り口が292平方メートル、芝生エリアが950平方メートルとなる。ソーラー街路灯を2基、街路灯を3基設け、ソーラー街路灯には災害時に使えるコンセントなども設ける。役場の駐車場などに近い場所は、防風フェンスを巡らせる。
 整備予定地は、現在は約6割が個人所有地、約4割が村有地となっている。今後、県が土地収用法に基づく告示を行い、併せて村が用地買収を進める。
 総事業費は3730万円を見込んでいる。村内には現在、朝日村グラウンドや村スケート場、あさひプライムスキー場駐車場などの緊急着陸地しかなく、大規模災害時に耐えうる強固な離着陸場はない。村総務課は「迅速かつ安定的な救急搬送活動の体制を構築するため、ヘリポートを整備する」としている。