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吹奏楽部一丸 感謝の音色 生坂中が松本でコンサート

 生坂村の生坂中学校吹奏楽部は12日、松本市島内の市音楽文化ホールでメモリアルコンサートを開いた。新型コロナウイルスの影響で県や中信地区の吹奏楽コンクール、村の行事など発表の機会が軒並み中止となる中、クラブにとって本年度初のコンサートを企画した。部員14人が一丸となって奏でる〝感謝〟の音色に、招待された家族や学校・村の関係者ら約40人が聴き入った。

 部員たちは練習を重ねてきた楽曲を演奏したほか、仮装して人気アニメ・映画の楽曲も奏でて楽しませた。楽器パート紹介で短く演奏してみせるなど成長ぶりも披露した。同校講師でマリンバ奏者の北山結香さん=松本市=と音楽講師でユーフォニアム奏者の池上雅之さんの独奏もあった。
 1年生の自己紹介コーナーでバリトンサックスの高木詩桜莉さん(12)から誕生日祝いのサプライズ演奏を贈られた母親の由美さん(50)は「少し恥ずかしいけれどうれしかった。娘の演奏が力強く成長を感じられた」と目を細めた。
 部員たちの良い思い出にと願い、中止となった中信コンクール会場での発表を企画した。3年・太田実花部長(15)は「大きなホールで久しぶりに演奏発表し緊張したけれど、すごく思い出に残る演奏会になった」と笑顔で話していた。