地域の話題

疫病過ぎ去れ 松川小団結

全校児童で作った飾りと企画した松田さん、望月さん、山田君(左から)

 松川村の松川小学校児童会は、新型コロナウイルス感染拡大の終息を願い、折り紙などを使った「コロナに負けるな飾り」を製作して校内に飾った。感染防止のために従来の活動が思うようにできない中、児童会役員や6年生が中心となって企画した。全校児童が参加し、難局を乗り越えられるように気持ちを一つにしている。

 疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」と児童会キャラクター「ニコニコ君」のイラストが印刷されたカードに色を塗り、「願いがかなうように」と折り鶴も作った。長さ約1・2㍍のひも69本に飾りを結び付け、昇降口近くの廊下約7㍍にわたって飾った。
 児童会は毎年、委員会とは別に1~6年生が縦割りで班をつくって活動し、親睦を図っている。本年度は活動縮小のために顔合わせもできず、最後となる6年生は特に寂しい思いをしていた。
 児童会長の望月優里さん(12)と、ともに副会長の松田朱優さん(11)、山田未翔君(11)が中心となり、児童会テーマ「笑顔」に沿って、全員が参加できて短時間で済む活動を考えた。
 6年生は事前に「折り鶴講習会」を受けて下級生に教える準備もした。班ごとに楽しそうに飾りを作る様子を見た望月さんは「今年は活動ができないと思っていたから、みんなの笑顔が見られて本当にうれしい」と喜んだ。
 児童会担当の川村富美教諭は「縦割り班の活動は伝統で、皆が楽しみにしているので実現できてよかった。6年生も思い出を増やすことができた」と話していた。