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上高地小梨平キャンプ場 熊対策して一部利用開始

利用を一部再開したキャンプ場にテントを張る利用者

 宿泊中の女性がクマに襲われて利用を中止していた松本市安曇の山岳景勝地・上高地の小梨平キャンプ場が7日、一部の利用を再開した。食料を各自のテントではなく近くの建物内に保管するなどの対策を取り、全12区画のうち管理棟に近い4区画の利用を可能とした。

 餌付いていると思われるクマが1週間以上目撃されず、必要な対策が取られていると環境省信越自然環境事務所が判断し、一部再開となった。クマが寄りつく可能性があるごみ捨て場の利用時間を制限し、食材の管理を徹底するなどの利用規約を新しく設けるといった対策が取られた。同日にキャンプ場を利用した女性(29)=東京都=は「バスターミナルに近い場所なので、利用できるのはありがたい」と話していた。
 キャンプ場の斉藤正仁支配人は「利用者の方の制限は増えるが、ご理解をいただきながら着実に危険性を減らすよう対策していきたい」と話していた。