政治・経済

安曇野わさびの魅力 動画で世界へ発信

ダイジェスト版の公開が始まった安曇野わさびのプロモーション動画
 安曇野市は、新型コロナウイルスの影響で国内外で消費が落ち込んでいるワサビの需要を喚起するため、「安曇野わさびプロモーション動画」の制作を進めている。外国人制作チームによる「外国人の視点」で取材・編集し、このほど55秒のダイジェスト版を公開した。今月下旬には本編を公開予定で、世界に向けて安曇野わさびの魅力を発信する。
 国の「地方創生推進交付金」を活用した海外プロモーション事業の一環で取り組んでいる。訪日外国人向けのプロモーション事業を手掛けるグローバル・デイリー(東京都台東区)に委託した。  市によると、新型コロナの影響で世界的に飲食店の利用客が減少し、6月ころにかけてワサビの輸出も止まった。現在は少しずつ再開されてきているという。安曇野の宝であるワサビの生産者を守るため、プロモーション動画による発信を企画し、まずは個人消費者の興味を引き寄せるきっかけにしようと、ダイジェスト版を用意して先行公開した。  動画には、清らかな水の流れが音でも感じられるワサビ田や家庭でワサビを使う際の参考になるパスタなどの料理が登場する。市農政課は「新型コロナが収まったら安曇野を訪れてほしい。それまではワサビを取り寄せたり動画を見て訪れた気分になったりしてほしい」としている。  プロモーション動画は、動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)の市公式チャンネルや、全世界にフォロワーが100万人以上いるというFacebook(フェイスブック)ページ「JAPANKURU(ジャパンクル)」で配信されている。今後公開される本編は6分前後が予定されている。