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災害時の避難場所をボードで共有 生坂村が全戸配布へ

全戸に配布されるボードシート(左)。ハザードマップを確認しながら避難場所を記入してもらう

 生坂村は、各家庭で災害時の避難場所を書き込めるマグネット式のボードシートを作った。6日の村総合防災訓練に合わせて全戸配布を始める。地震や風水害など災害の種類や程度に応じて避難場所を記入して家族で共有し、緊急時に命を守る行動を取れるよう呼び掛けている。

 ボードには▽震度5弱以上の地震▽1時間雨量20ミリ以上の豪雨▽浸水レベル2に至る長雨―といった五つの枠が設けてある。自分の住む区のハザードマップを確認しながら、それぞれの枠に避難場所を書き込み、全て記入すると緊急時の避難先が一覧表になって確認できる。
 村は、家庭内の目立つ所に掲示しておくことを促す。村総務課は「家屋の倒壊、浸水、土砂流出など、災害に応じて被害状況が異なる。事前の備えで早め早めの行動につなげてほしい」と呼び掛ける。ボード作製には県の地域発元気づくり支援金を活用した。
 6日の防災訓練では、数十年に一度の大雨を想定し、全10区での避難所開設訓練を実施する。新型コロナウイルス感染対策のため、例年より参加者を絞り、村職員や村消防団、自主防災組織の役員らを中心とした訓練とする。