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木曽・三岳小児童が御嶽登山 「三ノ池」目指す

 木曽町三岳小学校(滝澤勇一校長)の児童が1日、噴火災害の発生から間もなく6年となる御嶽山に登山した。地域学習の一環で御嶽山を学んでいる児童たちは昨年、山頂の剣ケ峰に立った。今年は5、6年生11人が、常に豊富な水をたたえている火山湖「三ノ池」を目指した。

 御岳ロープウェイの山頂駅を午前9時ころ出発し、山頂部の二ノ池を経て、4時間ほどで賽の河原に到着した。かつての噴火活動でできたカルデラ跡とされるエリアには、地蔵や石碑、小石を積み上げた塔が無数に置かれていた。昼食を食べていると突然、一帯を覆っていた雲が切れて三ノ池の眺望が開けた。児童たちは、火山がもたらす美しい自然の恵みも「おかず」に箸を進めた。
 平成26(2014)年の御嶽山噴火に山頂で遭遇した山岳ガイドの小川さゆりさん(49)が案内役だった。小川さんは「このひとときだけ三ノ池を見ることができたのは奇跡的。みんなの日頃の行いのおかげかな」と呼び掛けていた。6年生の中村美桜さん(12)は「三ノ池はエメラルドグリーン。水が透き通っていてきれいだった」と感激していた。

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