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災害ない実りの秋に 三才山・御射神社風祭り

 松本市三才山の御射神社秋宮の氏子らが10日、台風が接近しやすくなる時季を前に、風水害がなく実りの秋を迎えられることを祈願する「風祭り」を営んだ。秋祭りと一緒にするなど簡素化している神社もあるが、山あいにある三才山は風水害と隣り合わせだといい、大切な神事として古くから守り続けている。

 総代ら8人が境内に集まり、神事をした。神職がおはらいをして祝詞を奏上し、出席者は神妙な面持ちで祈りをささげた。かつては毎年9月1日前後の「二百十日」に合わせていたが、近年は台風の季節が早まっていることもあり、8月中旬に祭りをすることが多くなっているという。
 神事の後は、三才山地区を貫くように流れる女鳥羽川のたもとに赴き、祭壇に供えた御幣を、集落の最上流と下流に設置した。
 昨秋の台風19号では沢から水があふれた場所もあった。上流側の御幣を設置した総代の橋本好民さん(69)は「今年も7月に大雨があり、新型コロナウイルスの感染拡大もある。いつも以上に平穏な秋になってほしい」と願っていた。

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