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夏の帰省 静かなスタート

松本駅に到着した特急あずさを降りて改札口に向かう利用者(8日午後0時30分ころ)

 国民の祝日・山の日(10日)を含む3連休が8日に始まり、夏休みに入った企業もあることから、松本地方でも帰省者や行楽客の入り込みが本格化した。新型コロナウイルスの感染が再び拡大して帰省を慎重に考えるように呼び掛けられていることもあってか、公共交通機関に目立った混雑はなく、例年になく落ち着いた入り込みとなっている。

 松本駅では同日午前11時から午後1時台にかけて、例年だと特急列車が到着するたび多くの人がどっと降りるが、今年はまばらで家族連れの姿もほとんどなかった。大きなザックを背負った登山者らまとまった人数が降車する列車も一部にあった。
 東京都内から訪れた20代の男性2人組は2泊3日でキャンプをする予定だといい、「釣りとか夏らしいことをしたい」と話した。都内から帰省する息子夫婦を出迎えた市内の女性は「本当はあまりよくないことかもしれないと思うけど」と話すと足早に駅を後にしていた。
 アルピコ交通によると、高速バスの松本―新宿線は下りで、残席が少ない早朝便もあったが、満席となった便はなかった。長野道にも目立った混雑はなかった。