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アマビエ立像で疫病退散 上松の野村武敏さん手作り

 上松町栄町の元大工・野村武敏さん(84)が新型コロナウイルスの流行終息を願って、芳香にフィトンチッドを含み殺菌作用がある木曽ひのきの材で、疫病を鎮めるとされる妖怪・アマビエの立像を作った。同町小川の赤沢自然休養林の営業再開に合わせて11日、園内の森林セラピー体験館に安置される。

 大きい立像は高さ55㌢、小さい立像は二つあり、高さ15㌢だ。三尊像をほうふつとさせる仕上がりで、8年ほど前から観音像を彫り続けている野村さんらしい作品だ。胴体にうろこを丁寧に彫り、鼻をくちばしのようにとがらせるなどした。
 大きい像は材から削り出して作る際に抱きかかえるようにして彫ったといい、野村さんは「愛着がある作品になった。来園した人に話題として取り上げてもらえたら」と話している。

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