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高校生の留学を寄付型自販機で支援 松本ACEボクシングジム入り口横に設置

高校生の海外留学を支援する寄付型の自動販売機と松本県ケ丘高校のプロジェクトメンバー

 飲料の売り上げの一部を高校生の海外留学支援に役立てる寄付型の自動販売機がこのほど、松本市渚2の松本ACEボクシングジム入り口横に設置された。外観は、留学を経験した高校生有志による「信州つばさプロジェクト」のメンバーである松本県ケ丘高校3年・熊崎里咲さん(17)がデザインしている。高校生の海外留学支援を目的とした自販機設置は県内初の試みだ。

 アサヒ飲料の自販機で、地権者に支払われる設置手数料や売り上げの一部が県ケ丘高同窓会に寄付され、留学支援のために積み立てられる。趣旨に賛同し、地権者とともに設置を決めた松本ACEボクシングジムの高山祐喜会長(33)は「素晴らしい取り組みだと思う。ジムの会員や地域の人に(利用を)呼び掛けていきたい」と話した。
 自販機の外観は県陵のイメージカラー・えんじ色を基調に、槍ケ岳や、美ケ原に立つ美しの塔を描いた松本らしいデザインだ。手掛けた熊崎さんは昨年12月の2週間、南太平洋フィジーに留学し、将来は青年海外協力隊に参加したいとの夢を抱くようになったという。「実際に見聞きしたことで新しい発見もあった。地域の人に活動を知ってもらうきっかけになればうれしい」と話している。